FX手法の検証方法-あなたの検証作業が非効率なのはコレが原因かも?

FXの検証なんか非効率な気がする

 
おはようございます、びびりです。
 
 
今日はひさびさにFX初心者講座シリーズの続編「FX手法の検証」についてです。

以下のチェックボックスに一つでも当てはまる方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。

FX上達のために、検証しろとよく言われるけど、具体的に何やったらいいのかわからない人

 

FX上達のために、検証しろと言われたので、検証やってみたんだけど、なんか同じことをグルグル繰り返してる気がする人

 

FX上達のためには検証しろって言われたけど、『検証しても稼げないじゃん!』と投げ出しそうな人

 
既にトータルで勝てるマイルールを持っている人は、この記事の対象外です。トータルで勝てるマイルールをこれから作ろうという方に向けて書いています。
 

FX手法の過去検証で陥りがちなミス

 
FX検証であれもこれも同時にやるのはダメ
 
FX初心者が初めて過去検証すると陥りがちなミス一覧

(1)過去チャートを見ていると、あれもこれも取りたくなり、全部のパターンを一気に同時に検証しようとする。
(2)検証しているうちに、「こうやったらいいじゃん?」と改善案をひらめき、途中からその新しいルールを取り入れている。
(3)マイルールの定義が曖昧なため、その都度都合のいい解釈をしている。
 
これらに共通するのは、『マイルールの一貫性のなさ』です。
 
 
検証する目的(ゴール)を見失しなってます。自分に都合のいい結果を得ようとして、負けるはずの日を負けとしてカウントされず、勝てないはずの日(エントリーできないはずの日)に勝ててることになってしまいます。
 
 
一貫して同じルールでやっていないので、『検証しようとしたマイルールがトータルで勝てるものなのかどうか、ちゃんとした結果が得られない』という結果になります。
 
 
これをやってしまうと、『検証をどれだけがんばっても、勝てないぞ?』となり、投げ出してしまうか、もう一度検証だと同じことを繰り返してグルグル無限ループ突入です。
 
 

『仮説を立てるステップ 』と『仮説の有効性を確認するステップ 』をしっかり意識して!今あなたは何をしようとしてるの?

 
FXの検証をする主婦
 
検証をするとき、大きく分けて、『仮説を立てるステップ 』『仮説の有効性を確認するステップ 』の二つがあります。この二つのステップをごちゃごちゃにしてしまうと、自分が今何をしているのか全くわからなくなります。
 
 

『仮説を立てるステップ 』と『仮説の有効性を確認するステップ 』の違い

 
『仮説を立てるステップ 』と『仮説の有効性を確認するステップ 』どちらにいるのかで、意識しておくべきことが違います。FX初心者によくあるのは、『仮説の有効性を確認するステップ』にいるはずなのに、『仮説を立てるステップ』でやることをやってしまうことです。
 
 
『仮説の有効性を確認するステップ』にいるはずなのに、途中で思いついた改善案に引きずられて、ルールが微妙にズレたまま検証してしまうとわけがわからなくなります。
 
 

仮説を立てる時に大事なこと
・ローソク足をしっかり見ること
・取りたいと思うチャートに印をつけること
・欲張らないこと
 
 
仮説の有効性検証時に大事なこと
・検証したいパターンを絞り、その絞ったパターンのみに集中すること
・改善案が思いついたら、メモをとっておくだけにとどめること
・改善案の検証は、また別でやること
 
 
上昇トレンドをやると決めてるのに、レンジの検証を同時にやらない!
レンジをやると決めてるのに、トレンドの検証を同時にやらない!
 
 
検証したいこと(=目的、ゴール)を明確にし、その検証したいことだけやる。それ以外は見ない・やらない!ズバっと捨ててしまってください。
 
 
検証してる最中に改善案が思いついたら、とりあえずメモしておきます。その改善案での検証は、また改めてやりなおすのです。ひとまず、やり始めたルールはその同じルールで最後までやり遂げてください。同じルールでやり通すのが大事なんです。
 
 
あれもこれも一緒にやろうとすると、一貫性のないルールで検証してしまい、結果が使い物にならなくなってしまいます。
 
 

FX教材やスクールで紹介する『手法』は、あくまで『仮説』を提供しているだけ

 
FX検証
 
情報商材やスクールでは、『勝てる手法』として売っていたり教えてくれたりします。あれはあくまで『仮説』なんです。『仮説を自分で考えて生み出すという工程を、人の真似をすることで、効率化できる』というサービスだと私は捉えています。
 
 
最初は人の真似からやったほうが早いです。ですが、『仮説を自分で考えて生み出す』というステップは、改善案を考える力になるので、私は自分で経験したほうがいいと思っています。
 
 
そして、『仮説を自分で考えて生み出す』ことは、自分の頭をフル回転して考えて手を動かすことでしか、学べません。自分の頭を動かし、手を動かし、トレーニングするしかないです。
 
 
実は、この仮説を考える工程が、一番楽しくてハマります。ここまでくると、おそらくトータルで勝てる人になっていると思います。マニアな変態レベルになっていきますので、ご注意ください(笑)



4 Comments

sorajaga

自分のことを言ってるようで、、とても参考になりました!
早速ビビリさんのマインドを取り入れてみます。

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びびりさん

コメントありがとうございます。
この記事、過去の私自身に向けて書いています。でも、『あるあるー』ですよね。検証してると、あれもこれもになっちゃうので、私は『今日はコレだけ検証する!!』ってノートにデカデカと書いたりしてます。

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nobuo

こんにちは~!
全て取りたい!この衝動!
チョット取れると面白くて負けるまでポジっちゃう!!
ある、ある~!!

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