おはようございます、びびりです。
今日は、『FX初心者がデモ口座でやっておくべき10のこと』について書きます。
以下のチェックボックスに一つでも当てはまる方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。
デモ口座で色々練習しているけど、デモ口座で何を学んだらいいのか、ゴールを見失ってしまった人
『儲かりもしないデモ口座じゃ、本気になれない!』デモ口座で練習する間に、やる気を失ってしまいそうなあなた
初心者はデモがいいのはわかったけど、早くデモ口座を卒業したくてたまらないせっかちさん
気になるところから読む
- 初心者は必ずデモ口座から始めよう
- デモ口座でも本気マジでやる-ロットがその10倍・100倍でも同じことがやれますか?
- 初心者がデモ口座でやっておくべき10のこと
- 注文の意味と操作を覚える
- 取引時間帯の動き方の特徴・癖を感じること
- 通貨毎の動き方の特徴・癖を感じること
- ロットの大小による損益アップダウンを体感すること
- 連敗・連勝したら、自分がどうなるか、どう感じるかを体験しておくこと
- 見送りばかりが続いたら、自分がどうなるか、どう感じるかを体験しておくこと
- ナンピン・ドテン・ハイレバ・ポジポジ、一般的にトレード界でNGと言われてる行為をやってみる。
- ポジションを持ったまま、何時間ほったらかせるか・安眠できるか・土日をまたげるかを体験すること
- 短い足でのエントリー・大きい足でのエントリー、どちらがやりやすいと感じるか体験すること
- たくさんの通貨のチャートを同時に見ても大丈夫か、一つに絞ったほうがやりやすいのかを確認すること
初心者は必ずデモ口座から始めよう
私は、初心者は絶対にデモ口座からスタートするべきと考えています。デモ口座で、確実に損切りができるようになってから、本物のお金がからむリアル口座に進んだほうがいいと思っているからです。
FXで大損した!という方は、小さく損切りできなかったから、大損したんです。その大損は、『小さく損切りすることができていれば、防げたこと』なんです。
だから、しっかりデモ口座で損切りをマスターしてほしい。
デモ口座を卒業できる目安は、下記記事参照。

デモ口座では、損切りだけじゃなく、たくさんのことが学べます。本番口座で大損してしまう前に、ぜひ下記の10のことをデモ口座でやっておいてください。
デモ口座でも本気でやる-ロットがその10倍・100倍でも同じことがやれますか?
私は、生まれながらのびびりなので、デモ口座でもいつもびびってたし、デモ口座でも本気でした。
なかなかリアル口座に進むのが苦しくて、ロットを上げるのも辛かったんです。おかげで、今のロットにするまでに、むちゃくちゃ時間がかかりました。でも、結果的に、それで良かったと思っています。
だって、大損することは絶対にないから!!
よく、「デモ口座だと損切りに痛みがないからダメだ」という話を聞くんですがね・・・もうちょっと敏感になりましょうか。もうちょっと想像力たくましくなりましょうか。・・・
いや、まわりくどいことを言ってもダメだ。本音をぶっちゃけよう。突然、細木和子さんになってしまおう。

TBSズバリ言うわよ
びびり
デモ口座でも本気になれないやつは、本番口座でも、ちゃんとやらないじゃないかっ!!
デモ口座ですらできないことは、本物のお金が絡む本番口座では絶対できません。プレッシャーに負けて、利回りは必ず落ちます。
本番口座は、損切りするのが怖くなって、小さい損切りができなくなります。利益が萎むのが怖くて、利が伸ばせなくなります。だから、本番ではデモより利回りが落ちるのは当たり前です。自分のメンタルがそうなることを想定して、練習を繰り返すのがデモ口座です。
デモ口座をバカにすると、本番口座で泣くからね!!
初心者がデモ口座でやっておくべき10のこと
注文の意味と操作を覚える
成行・指値・IFO等々、一通りの注文の意味と操作は、デモ口座で覚えてください。売り・買いはどうやって切り替えるのか、通貨の切り替えはどこなのか、『この操作はこうするのね!』と理解するのは、必ずデモ口座です。
びびり
デモ口座開設したけど、画面の意味が全く分からない人はこちらをどうぞ
⇒【FX初心者講座】デモ口座をいじり倒せ!(第3回)
注文の意味と操作が分からない人はこの記事をどうぞ
⇒【FX初心者講座】FXの注文の基本ー成行と指値と逆指値(第7回)
取引時間帯の動き方の特徴・癖を感じること
FXは、平日は24時間動き続けているけども、実は、時間帯によって動き方が全然違います。
東京市場・欧州市場・NY市場と3つに分けられますが、この市場ごとに動き方に特徴があるんです。
これは、毎日同じ時間帯にチャートを見ていないと、なかなか気が付かないかもしれません。これをトレード仲間は、『時間の癖』と呼んでいます。
本番でもデモでも、時間の癖は同じです。デモのうちに特徴をつかんでおきましょう。この時間の癖によって、本人の特性と相性が良い悪いがあるんです。
基本的に、欧州市場やNY市場は動きが早いので、成行でエントリーするなら、ある程度の瞬発力が必要です。東京市場はゆっくりなので、ちょっと考える余裕があります。(ドル円の話です)
通貨毎の動き方の特徴・癖を感じること
初心者の方がなじみのあるドル円は、比較的素直に動きます。でも、ポンド円なんかはものすごい暴れ馬です。同じ時間でも、動く幅がものすごく違うんです。
ドル円は東京市場でも動きますが、ユーロドルは、東京市場で動きだすことはほとんどありません。勝負が決まるのは欧州市場が始まってからです。
通貨ごとに、動き方・動く幅・動きだす時間は違います。これをデモ口座で確認して、自分が取引しやすい通貨を選んでください。
ロットの大小による損益アップダウンを体感すること
デモ口座では、ロットを○万通貨にすると、どのくらいの金額が上下するのかを体験しておきましょう。
でも、まず、pips計算・損益計算は、スラスラできますか?
できない人はこの記事を読むべし!
クロス円はこちら
⇒【FX初心者講座】pips計算と損益計算に慣れようードル円編(第4回)
ドルストレートはこちら
⇒【FX初心者講座】ユーロドルや豪ドルドル(日本円が絡まない通貨)のpips計算と損益計算に慣れよう(第5回)
このpips計算と損益計算に慣れたら、デモ口座で100万通貨とかで取引をやってみてください。1pips動くと1万円上下します。10pipsだと10万円です。この金額がリアルに目の前で上下されても平気ですか?
答えがノーなら、まだその通貨数をリアル口座でやるのは早いということです。答えがノーなのに、それをやるのは・・・
びびり
あ、言っちゃった~、言っちゃった~。ごめんね。でも、愛のムチだからね。FXで大損して自殺なんてこと、してほしくないから書いてるからね!
デモ口座なら懐は痛まないので、「通貨数を上げたら、こんなに動く金額が違うんだ」というのは体験しておいてください。
連敗・連勝したら、自分がどうなるか、どう感じるかを体験しておくこと
他の記事でも繰り返し書いてますが、私の勝率は3割です。3割って、10回やったら3回勝てるだろって思うかもしれないけど、びっくりするくらい、負けます。ドン引きくらい、負けます。ドブにお金を捨てているという感覚が、ふさわしい。
当たり前ですが、私も人間です。連敗すると、イラっとしてみたり、怖くなったりします。
世間では、イラっとして、マイルールでは取引すべきじゃないところで取引してしまうというタイプの方が非常に多いです。(ポジポジ病と言います。非常に危険な病気です。)
私の場合は、びびりなので、次のエントリーがとても怖くなり、廃人みたいになって、エントリーできない病が発病します。
次のチャンスで、ちゃんとエントリーできれば、今までのマイナスを全部カバーしてさらにプラスになるのに、次が怖くてたまらくなります。結果、入れなければ、マイナスだけが残ります。
連敗しようとも、ルールを守って、入り続けることが大事なんです。
でも、これが本当に難しいです。
これくらいの連敗はあるものだと、数字を見て頭でわかっていても、実際に体験するとでは雲泥の差なんです。デモでもいいから、一度でも経験しておくこと!予めわかっていれば、対策も立てられるし、なにより復活が早いです。
逆に、連勝すると、有頂天になることもあります。損切り注文を外してしまったり、トレードでするべきチェック項目を手抜きしてみたり、実生活で浪費してみたり。
有頂天になって、損切りを入れなくなったら(損切り幅を過度に広げすぎたら)、一発ドカンです。これも一度経験しておく方がいいかと思います。
見送りばかりが続いたら、自分がどうなるか、どう感じるかを体験しておくこと
私のブログの取引履歴(トレード振り返り)を見ていただければ、お分かりかと思いますが、私の取引は週1~2回です。チャンスが来なければ、1週間ずっと見送りということもあります。それが2週間、3週間と続くこともあります。
初心者の方は、「とにかく取引したい!」「なんでもいいから入らなきゃ損!」とばかり、エントリーチャンスを探して無理やり入ってしまう傾向があります。
びびり
私の場合、基本的に「エントリーが一番緊張するから、回数は減らしておきたい」と思っているので、週1回程度でちょうどいいと思ってます。さすがに3週間ノートになると、「そろそろチャンス来てくれよ」って思いますが、それくらいのペースでちょうどいいです。
毎日何回もトレードしている人から見たら、「もっとやれよ、がんばれよ」って思うかもしれません。そういう方が私のトレードを真似すると、おそらく、むちゃくちゃイライラすると思います。「今日も見送りかよ!」「まだやらないのかよ!」「早く入ろうぜ!!」ってなると思います。

こんな顔して「待てない!」って相談される
どのくらい見送りが続いてもイライラしないか、これまたデモ口座で確認しておいてください。1日1回は取引したい?週1でいい?月1でいい?何が自分に合ってるかは、やってみないとわかりません。
ナンピン・ドテン・ハイレバ・ポジポジ、一般的にトレード界でNGと言われてる行為をやってみる。
デモ口座で、一般的にNGだと言われていること、タブー視されていることを、敢えてやってみてください。やりたいようにやってみてください。
ナンピン・ドテン・ハイレバ・ポジポジ等々、トレード界でNGと言われてる行為は、本番口座でやるのは危険すぎる(資金が全額ぶっ飛ぶ可能性があります)ので、必ずデモ口座でやってください。
びびり
実際にやってみて、「本当にやったらアカンね」と腹落ちしたら、もう絶対やらない。「いや、やってもいいんちゃう?」と思ったら、やっていいです。
なぜこんなことを書いてるかとう言うと、常識を疑い、自分の頭で考えることを徹底して欲しいからです。相場は何が起こるかわからない、投資は自己責任。だったら自分を信じるしかないんです。
ちなみに、私の場合の結論は下記のとおりです。
むっちゃお金持ちで、計画的に資金管理した上でのナンピンなら、ありなんじゃないかという気持ちを持ってます。
だって、むっちゃお金持ちで1兆円とか持ってたら、損切りせんでも、待ってたらいいやん?時間はかかるかもしれんけど、そのうち戻ってくるよ。でも、私は、そこまでのお金持ちじゃないので、小さく損切りして入りなおします。
・ドテン:やってOK(実際、やってました)
ドテンOKの形を厳選してやってました。(今は、その当時よりロットを上げていて、心に負荷がかかりすぎるので、やめました。)
・ハイレバ:やってOK!(フルレバ、やります)
なんでやったらあかんのか、納得できん。小さい損切り徹底してたら、心配いらん。逆に、レバレッジ規制は要らんから、ゼロカットシステム入れてほしいわ。
・ポジポジ:判定不能。(正直そこまで重症の経験はないから、判定できない。)
1日○回までとか損切り○円までとか、リスク管理しておけば、やってもいいんじゃないと、実は思ってます。その上限まで来たときに、それでも取引をやめられないのなら、もうかなりの重症だろうなぁと思う。
びびり
ただ、最後のポジポジだけは・・・うーん・・・ポジポジした後に、自分を責めたててる姿を見ると、痛々しくてたまらんです。なので、デモ口座か少額のうちにクリアしておくべきだと思ってます。
ポジションを持ったまま、何時間ほったらかせるか・安眠できるか・土日をまたげるかを体験すること
私、損切りになるかもしれないポジションを持ったままは安眠できません。せめて±0円までは、損切り注文を引き上げて寝たいところです。
あと、土日もまたぐのも怖いです。週末に北朝鮮がミサイル発射とかやったら、月曜の朝は大波乱。そういう状態で、週末子供と心から楽しく遊べないっ!
こういうのは、これまたその人次第なので、デモ口座でやってみて、「どの程度なら気にならないか」自分なりの答えを探してください。
短い足でのエントリー・大きい足でのエントリー、どちらがやりやすいと感じるか体験すること
何分足がちょうどいいと感じるのかを色々変えて、やってみてください。大きい足でのエントリーの方が頻度が少なくなるし、小さい足でのエントリーの方が頻度は増えるけど、瞬発力が必要になります。
自分の特性とトレード頻度にも関わるので、やってみて、自分がちょうどいいと感じるものを選んでください。
挑戦してみないと、わかんないしね!

やってみたら、できるかもしれん。
たくさんの通貨のチャートを同時に見ても大丈夫か、一つに絞ったほうがやりやすいのかを確認すること
FXのブログを見ていると、「複数通貨を監視して、チャンスだと思う通貨を選ぶという工程」をやってトレードをしている人のほうが多いみたいです。
でも、私、それを何度練習してもモノにできませんでした。なので、一つに絞って、そこだけ集中してずーーーっと見てました。結果的に、そっちが向いてたみたいです。
何が自分に合うかなんて、やってみなきゃわかんない。アレがダメなら、コレはどうだ?とやり方を変えてみるのも一つの手です。
ただし、あまりに短期間に乗り換えると、本当はあと少しでモノにできたかもしれないということもあります。なので、せめて1か月はやり通してみてほしいです。
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