おはようございます、びびりです。
今日は、FXをやるなら(というか株も含めてチャートを見るなら)絶対知っておいたほうがいい、テクニカル分析の元祖と言われる、ダウ理論の説明をするよー。
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びびり
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びびり
(って、わかりにくい記事にしてしまったのは私のせい。すまーんm(_ _)m)
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→MT4インストール解説記事(第9回)
→【FX初心者講座】MT4のチャートを設定しようーテクニカル分析の準備(第10回)
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初心者トラジャさん
びびり
タロログのPRライター みぎたさん
びびり
びびり
リアルでやっちゃった右田さんのためにも、次行きましょう。今日はテクニカル分析の元祖と言われる、ダウ理論の説明行きます。
ダウ理論ーテクニカル分析の元祖!上か下か真ん中か?
チャートを見る目的って、なんですか?
私は、エントリーする方向性やエントリーポイント、決済ポイントを考えるためです。まず最初に、『このあと、上にいくのか、下に行くのか、上にも下にもいかないのか?』、チャートがどっちに動く可能性が一番高いのかを見ています。
その上か下か真ん中かを考えるとき、とっても大事なのがダウ理論です。買いなのか売りなのか、方向性を判断するために、世界中の人が参考にしているという、超有名な理論です。
先に謝っときます。私、たぶん、正確にはダウ理論分かってません。私なりの見方でダウ理論を解釈し、私なりのやり方で使っていると思います。でも、それで十分だとも思っています。
本気で学びたい人は、『ダウ理論』でググって勉強してください。
研究者になりたいわけじゃないのなら、ダウ理論の解釈が正しいとか間違ってるとか議論するよりも、『ダウ理論をどう自分のトレードに使うか』に注力していたほうがいいとは思います。
というわけで、私のザックリとしたダウ理論の解釈をチョー簡単に書きます。ココだけ理解しとけば、どうにかなるよってくらい、シンプルな解釈です。
<私のダウ理論の解釈>
高値がもっと高くなる&安値ももっと高くなる=上!
安値が前の安値より下がったら、上は終わり。
高値がもっと安くなる&安値ももっと安くなる=下!
高値が前の高値より上がったら、下は終わり。
引用元:外為オンライン特別講座 ダウ理論
2016.12.05追記
上記図のトレンド転換部分で、私がいつもみているポイントとは違う部分でトレンド転換と判断している図がありましたので訂正します。
上方向のトレンドが転換したと判断するのは、「高値とその高値を更新した高値の間にある安値を下に抜けたとき」です。
下の図で、赤い○と赤い○の間にある青い○の安値を下に抜けたら、上方向が終わったと私はみています。緑色の丸は高値更新してない波なので、カウントしてません。(ただ、きれいな上方向の状態ではなくなりつつあるので、「これから、くずれるかもしれないな」と心の中で警戒してます。)
この前提で、チャートの波にざっくりと波形をなぞって、波形の高いとこ安いとこに印をつけて、その印が右上がりなのか、右下がりなのかで判断します。右上がりなら買い、右下がりなら売りです。
チャートを見て、ダウ理論で上か下か真ん中かを判断する練習をするよ!
ダウ理論を使って、チャートから上か下か真ん中かを判断する練習しましょう。
練習の流れは
(1)チャートに高値と安値に印を入れます。
(2)上か下か真ん中か、方向を考えてみます。
(3)上であれば、どの安値を下に抜けたら上が終わりなのか、下であれば、どの高値を上に抜けたら下が終わりなのか、真ん中であれば、どの高値安値を更新したら上か下だと言えるのかを、考えておきます。
通貨や時間軸は、ご自身で好きなものを選んでやってください。初めての方は、なじみのあるドル円がオススメです。
チャートに高値と安値に印を入れます。
MT4であれば、チャートに直接印を入れることもできますし、印刷して書き込む方法でもOKです。どちらでもOKです。やりやすいほうを選んでください。
MT4でチャートに直接、高値安値に印を書き込む方法
MT4であれば、チャートに直接印を書き込めます。こんな感じです。
印の入れ方は、ツールバーに表示されている、『チェックサイン』を選択して、印を入れたいところでクリックすればOKです。
もし、ツールバーに『チェックサイン』が表示されてない場合は、メニューの表示→ツールバー→ライン等をクリックしてみてください。
MT4でチャートを印刷する方法
MT4に直接書き込まず、紙で印刷したものに書き込みたい場合は、MT4からチャート印刷します。印刷の仕方は、印刷したいチャートで右クリックして、印刷です。
私の具体例を出してみます。
ドル円の1時間足で、高値安値にレのチェックを入れてみました。
上か下か真ん中か、方向を考えてみます。
この印をいれたチャートから、さらに上なのか下なのか、上でも下でもない真ん中なのかを、考えていきます。
見るポイントは、下記の通りです。
高値がもっと高くなる&安値ももっと高くなる=上!
安値が前の安値より下がったら、上は終わり。
高値がもっと安くなる&安値ももっと安くなる=下!
高値が前の高値より上がったら、下は終わり。
こんな感じで書き込んで見てください。
流れが終わるポイントはどこにあるのか?
上であれば、どの安値を下に抜けたら上が終わりなのか、下であれば、どの高値を上に抜けたら下が終わりなのか、真ん中であれば、どの高値安値を更新したら上か下だと言えるのかを、考えてみます。
見るポイントは
高値がもっと高くなる&安値ももっと高くなる=上!
安値が前の安値より下がったら、上は終わり←この安値はどこか
高値がもっと安くなる&安値ももっと安くなる=下!
高値が前の高値より上がったら、下は終わり←この高値はどこか
です。
その高値や安値のところに、赤い水平線をひいてみました。
ダウ理論を実践して、私がぶつかった難しいポイントー波形の見方は人それぞれ
簡単そうに書いてますが、実際にやってみると、『この小さい波は、高値安値としてカウントするのかしないのか?』と戸惑うチャートが出てくると思います。ってか、戸惑うのが普通です。私は戸惑いました!とても難しかったです。すごい難関でした。
戸惑ってOKなので、パッと見で判断してください。ザックリとでいいです。
同じダウ理論を使ってるのに、意見が分かれる原因は、実は、『この小さな一山を、波としてカウントするかしないか?』という部分であることが非常に多いです。直近高値はどこか直近安値はどこか、見方が微妙に違うんです。同じようなトレードスタイルで、もう何年もトレードしてる私のトレード仲間との間ですら、意見が分かれます。
なので、もう、そんなもんだと開き直ってください。
正しいとか、間違ってるとか、こうじゃなきゃおかしいとか、そういう世界ではないんです。私は、ずっと、『どこかに正解があるに違いない』と信じて、いろんなサイトを見たり本を読んだりしてみましたが、唯一無二の正解という世界にはたどり着いていません。
いろいろ勉強した挙句、
『自分がこう見えたんなら、それでいい』
そう開き直るしかないという結論に至りました。
あなたがそう見えたんなら、
それがあなたの正解。
それを貫け!
と、私は思ってます。
(というわけで、具体例として紹介した、私の高値安値の印とか、方向性が変わるポイントの赤いラインとか、間違ってるかもしれません。私はこう思ってるけども、そうじゃない人もいると思います。それでいいと、私は思っています。)
トレードに正解なんてありません。○か×かハッキリする、唯一無二の正解なんてあるのは、受験の世界だけです。普通の社会でもそうでしょう?不確定さ・不安定さ・不明確さ、まるごと飲み込んで、それでも私はチャートが好きです。(ハイ、マニアな変態です。)
唯一言えるのは、
マイルールが正義です。
そのマイルールを貫いた時の
スッキリ感が
私は大好きです。
まとめ
ザクっとしたダウ理論の説明でしたが、実際やってみると、『???』となることが多いと思います。ぜひ、自分自身でググったり本を読んだりして、もっと学んでみてください。そして、チャートに当てはめて、買いなのか売りなのかを考える練習を繰り返してください。
私は、今になっても、『これはどっちだ???』と迷うことも多々あって、ダウ理論は奥深いです。私もまだまだ精進しなきゃなと、その度に思っています。
でも、迷ったり、わからなかったりしたら、その日は見送ればいいだけです。わかりやすいところだけを探してエントリーするというのも、一つの賢いやり方です。『自分のトレードにどう使うのか』を常に意識していてください。
今回の宿題、実は、私が2~3年前に3ヶ月毎日やり続けていた練習方法です。今は、印を入れたりしませんが、毎朝目で確認してます。ある程度の量をやると、自然に、自分なりの見方が身につくと思います。
(2)上か下か真ん中かを考える。
(3)どの高値安値を抜けたら流れが変わるのか、赤いラインを入れてみる。
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