おはようございます、びびりです。
今日は一部の読者様にむちゃくちゃ好評なFX初心者講座で、テーマは「FXの注文の基本-成行と指値と逆指値」です。
以下のチェックボックスに一つでも当てはまる方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。
FXの画面を開いたら、注文の種類がいっぱいありすぎて、どうしたらいいか途方に暮れた人
注文画面のIFOとかOCOを見て、CEOとかCFO的なやつってことだよね♪と、ちょっぴりウキウキしちゃった人
忙しいので、PCやスマホに張り付いていられない!そんな時の注文方法が知りたい人
【前回までの振り返り】
びびり
初心者トラジャさん
タロログのPRライター みぎたさん
びびり
ま、いいや。次進んじゃおう。今日は多忙な二人にぴったりの、PCに張り付かなくて済む注文方法を解説するから。
初心者トラジャさん
タロログのPRライター みぎたさん
びびり
ただ、今までのpips計算とか損益計算とか分かってる前提で進むので、わからんかったら、最初に戻ってデモ触りながら進むほうがいいと思うよー。
注文方法の基本は、成行と指値と逆指値の三つだけ!
今までのデモ画面では、ストリーミングという『今のレートでエントリーする』という方法を使っていたんですけども、実は、それ以外にいっぱい注文方法があります。
DMMのデモで、ストリーミングのとこをクリックすると、ビローンとこれだけの注文方法が表示されます。
「ストリーミング・指値・逆指値・IFD・OCO・IFO」とたくさん書いてあるけども、注文方法の基本は、実は3つだけです。
成行(ストリーミング)・指値・逆指値
実は、この3つだけです。IFDとかOCOとかは、この注文を組み合わせただけです。
具体的な注文操作画面と使い方は、次回説明します。
・IFD=If Done(もし○×なら、○×する)の意味。読み方は、「アイ エフ オー」とまんまアルファベット読みです。
・OCO=One Cancels the Other(どちらかが成立したら、もう片方はキャンセルする)の意味です。読み方は、「オー シー オー」と読みます。
・IFO=IFDとOCOを組み合わせた注文方法。読み方は、「アイ エフ オー」と読みます。
成行(ストリーミング)・指値・逆指値の特徴をまとめます。
成行(ストリーミング)
特徴 | その場のレートで取引する |
メリット | 確実にエントリー・決済できる |
デメリット | 急変時は滑って(*)しまって、画面表示された値とは違う値で約定することがある。 |
今までの記事では、ストリーミング画面でポチポチとしてきたけど、これは全て成行きでエントリーしていたよっていうことになります。
(*)「滑る」とは?
ストリーミングで取引していると、相場の急変があった場合、画面表示の値が激しく動いて、約定しなかったり、大きく外れた値で約定していたりすることがあります。思った値からズレて約定したことを、滑る(スベる)と言います。
大きくズレるのがイヤな場合は、スリッページ幅といって、あらかじめ、自分で許容できる幅を指定できます。スリッページ幅をあまりに狭くしていると、激しく動いた時は約定しません。
スリッページ幅の設定は、DMMの画面でいうと赤い四角の部分です。(DMMは、OFFか1.0pipsしか設定が選べないけど、他のFX業者だとpips幅を設定できたりします。)
私も愛用してるDMMFXやったら、そうそう滑らないです。(絶対じゃないです。DMMで滑ってるタイミングは、他の会社も滑ってると思う。)
スベるかどうかは、FX業者次第の部分もあるし、タイミングもあります。毎週第1金曜の雇用統計のタイミング(夏は21時半、冬は22時半)だけは、たとえDMMでもスベるの確定なので、要注意です。
でも、リアルタイムでPCやスマホを見てないとダメな注文スタイルです。
指値注文について
特徴 | その場のレートより有利な値で取引する。 |
メリット | 取引レートが明確。PCに張り付かなくてOK。 |
デメリット | 方向性があっていても、指値の値まで届かず約定しないことがある。=エントリーできないor決済できない。(指値スルーと呼んでいます) |
指値注文は、有利な値で、ズバっと取引したいぜ!という注文です。(不利な値をいれようとすると、エラーが表示されて入力できません。)
エントリー時の指値注文は、「現在のレートよりも安く買いたい、高く売りたい」という時に使います。
エグジット(決済)時の指値注文は「このレートに到達したら、利益確定したい」という時に使います。
イメージはこんな感じ。
引用元:外為どっとこむ証券 FXを学ぶ 中級編1-FXの注文方法より
例えば、私が指値でエントリーしたトレードは2016/10/12でした。このローソク足のヒゲの先っぽで入るという、後から見ると神業のようなことができるのが、指値の良いところです。
(注意:でもこのエントリーは、プラスマイナスゼロの損益で終了してます。チャンチャン。)
ただし、その値に届かなかった場合は取引できないままになる可能性があります。
逆指値注文について
<逆指値>
特徴 | その場のレートより不利な値で取引 |
メリット | 取引レートが明確。PCに張り付かなくてOK。 |
デメリット | ダマシ(*)でも約定してしまう |
(*)ダマシとは、ちょっぴり高値更新・安値更新して、やっぱり元に戻ってくるということです。後程、詳しく説明します。
逆指値注文は、不利な値で、ズバっと取引したいぜ!という注文です。(有利な値をいれようとすると、エラーが表示されれ入力できません。)
エントリー時の逆指値注文は、「現在のレートよりも高いところで買いたい、安いところで売りたい」という時に使います。(普通に考えたら意味不明。)
エグジット(決済)時の逆指値注文は「このレートに到達したら、損切りしたい」という時に使います。
「現在のレートよりも高いところで買いたい、安いところで売りたい」って、意味不明だと思うので解説します。これは、ブレイクアウトでエントリーする時に使えると思います。ブレイクアウトというのは、トレンドがでたらその流れに乗っていく作戦のことです。
例えば、2016/10/4の朝は、高値更新したらその流れに乗っていくという方法が使えたと思います。
「思います」を太字にしてるのは、私は、この方法を使ってないからです。
理由は、「ダマシ」に合いやすいから。ちょっぴり高値更新・安値更新して、やっぱり元に戻ってくるということを、ダマシといいます。短い足で見ていると、ダマシは頻発します。なので、私は、ちゃんと高値更新・安値更新したのを確認してから入るようにしてます。なので、逆指値でエントリーすることはしていません。
基本的に、私は、逆指値は損切り決済のために使っていて、エントリーのためには使ってません。
エントリー時に逆指値を使うときは、ダマシに気を付けて。
注文ミスは命取り!注文は何度も確認してね!
トレード戦略を立てて、その注文を指値とか逆指値で出せばいいのですが、必ず注文は何度も確認してください。
今日はどうしても、コレを書きたかった。なぜって、私がミスって痛い目みたから。
→【痛恨のミス】損切り注文を1円分間違えて入力していた!!
人間は間違う生き物なので、その前提で、何度でも注文を確認することを、強くオススメ致します。
まとめ
指値と逆指値は、PCに張り付かないで注文できる便利な方法です。IFDとかOCOについては、余りにも長くなりすぎたので、次回にします。次回、画面操作も一緒に説明します。
もし直感で操作がわかる人は、指値&逆指値でエントリーして決済する練習をしておいてください。
(2)指値と逆指値で決済してみる。
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