おはようございます、びびりです。
このページでは、日本人にとってもっとも馴染みのある通貨である、ドル円のpips計算と損益計算について説明しています。
(ユーロ円や豪ドル円等、円がつく通貨はドル円と同じ計算方法です。)
この記事は、下記のチェックボックスに当てはまる方向けです。
pips?tips?ボテトチップス?コーラとセットがお得よね♪と連想ゲームが始まっちゃう人
ドル円がどれだけ動いたら、どれだけ金額が動くのか、ピンとこない人(損益計算方法がわからない人)
いくらの資金に対して、どれだけの通貨数を取引していいか、目安を知りたい人
ユーロドルや豪ドルドル等、日本円が絡んでない通貨のpips計算と損益計算については、こちらで説明しています。

気になるところから読む
pips(ピップス)とは?レートが動く幅の最少単位のこと
今日はpips(ピップス)について説明します。
タロログのPRライター みぎたさん
大きいと美味しいよ!って違うか。
=レートが動いた幅
FXって、いろんな通貨があるから、レートが動く幅を語るのに、円単位だけじゃ語れないんだよね。ユーロドルなんて、円ですらないし、小数点以下多すぎだし。(そして、小数点以下のpips計算を間違うσ(゚∀゚ )ワタシ)
なので、ユーロドルとドル円みたいに、通貨が違っていても共通で測れる単位が考え出されました。それがpips(ピップス)です。
ユーロドルのpipsは、ドル円よりもめんどくさいので、また次回、説明します。今日は一番親しみやすい、ドル円でpipsの説明します。
ピコピコレートが動いてるね。
注目して欲しいのは、小数点第2位。
ドル円は
0.01円=1pips
pips計算方法=決済したレート-入ったレート(引き算)
pipsの計算方法は、引き算するだけです。入口と出口の差を計算したらいいんです。
0.01円=1pipsとして、レート幅がいくらずつ動いたか、引き算します。
前回宿題のトレード履歴から、ドル円のpips計算の練習をしてみましょう!デモにログインして、約定履歴みてみてー。
んじゃ、私の取引履歴を見てみよう。
一番下から履歴を追っていくと
<1回目>
101.053 L(=買い。ロングの意味)⇒101.057決済
これを引き算すると、
101.057-101.053=0.004円=0.4pips
<2回目>
101.07 S(=売り。ショートの意味)⇒101.072決済
これを引き算すると、
101.072-101.07=0.002円=-0.2pips
<3回目>
101.09 L(=買い。ロングの意味)⇒101.098決済
これを引き算すると、
101.098-101.09=0.008円=0.8pips
損益金額の計算は、pipsに枚数を掛ける!
損益計算の計算式はコレ!
pips(レートが動いた差分)
×枚数(1万単位で)
×100
上の具体例を使って、損益金額を計算します。
1回目のトレードは、
1万通貨でやってるから、
0.4pips×1(万通貨)×100
=40円
2回目のトレードは、
10万通貨でやってるから、
-0.2pips×10(万通貨)×100
=-200円
3回目のトレードは、
10万通貨でやってるから、
0.8pips×10(万通貨)×100
=800円
ということになります。
円絡みの通貨の場合(ドル円、豪ドル円、ユーロ円等、円がつくもの)は、
『pipsを100倍すると、1万通貨の損益』と覚えてください。
1万通貨あたりの損益金額
=pips×100倍
pipsと損益計算(1pips動くといくら儲かるの?)
上記がわかったら、どのくらいのpips数が動くと、どの程度金額が動くことになるのか、確認してみましょう。
0.05円 5pips |
0.1円 10pips |
0.5円 50pips |
1円 100pips |
|
0.1万 通貨 |
50円 | 100円 | 500円 | 0.1万円 |
1万 通貨 |
500円 | 0.1万円 | 0.5万円 | 1万円 |
10万 通貨 |
0.5万円 | 1万円 | 5万円 | 10万円 |
100万 通貨 |
5万円 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
ちなみに、上記表の最小pipsをなんで5pipsで計算しているかというと、損切りがそんくらいやったら嬉しいと私が思っているから。勝手な私の判断です。
トレード経験者ならわかると思いますが、5pipsなんて、あっという間に動きます。2016年9月のドル円相場の1日の動く幅は、だいたい50-100pipsでした。5pipsなんて、1日の動き全体の1/5~1/10くらいです。
最後の100万通貨なんて、5万円ですよ!日本銀行発行の福沢諭吉の上半身のプロマイドが5枚分ですよっ!
枚数を増やすということは、こんくらいの金額の上下があるということです。
枚数を増やすときは、この金額が目の前で上下するのを、覚悟しろということです。
応用:pipsと損益計算がわかったら、資金管理を学ぼう
pipsと損益計算がわかったら、次のステップでは、「どのくらいの資金量で、どれくらいの通貨数の取引をしていいか?」を学びましょう。これをリスク管理・資金管理といいます。
仮に、1万円の資金で1000通貨入ったとすると、
5pipsで50円動きます。
50pipsで500円動きます。
100pipsで1000円動きます。
1000円位、大したことないから100pips程度の含み損くらい我慢できる、へっちゃらだーと思ってるでしょう?
大したことあるからね!!
m9( ゚Д゚) ドーン!
1000円という金額だけで、そう思ったらダメなんです。全資金に対する比率で考えます。全資金に対して10%のマイナスです。
1000円の損切りをすると、資金は9000円になりますね。この9000円を10000円にするには、利益として+1000円必要ですね。では、この利益+1000円は資金9000円の何%ですか?
1000円/9000円=約11.1%
元の資金に戻すのに、手元に残った資金に対して+11%の利益を出さないといけません。損切りした後に、資金を元に戻すには、損した以上の利回りが必要になるんです。
ちなみに、資金を半分にしたら(-50%)、元の資金に戻すのに、手元に残った資金に対して+100%の利益、つまり資金を倍にしないといけません。
ということを学ぶのが、「リスク管理・資金管理」です。
さくっと結論だけ書いとくと、損切幅(1回の損切で)が資金の1%以内におさまるように、私は調整しています。
資金の何%以内におさめるかは人次第ですが、5%は高過ぎると思っています。かなりトレードがうまい人で、2-3%程度じゃないかなというのが、私の目安です。
では、FXは、いくらで始めたらいいのか?ということはこちらの記事で書いています。

まとめ:pipsとはレートが動く幅の単位のこと!損益計算は、pipsに枚数をかける!
・損益金額=pips×枚数(1万単位で)×100!(クロス円の場合)
ユーロドルや豪ドルドル等、日本円が絡んでない通貨のpips計算と損益計算については、こちらで説明しています。

では、今日の宿題。
DMMのデモで、下記をやっておく。
(1)前回の宿題の約定履歴から、獲得pipsと損益金額の計算をして、結果が一致しているか確認する。
(2)本番でやろう思ってる資金に対して、何枚くらい入れるか確認しとく。
本当の資金は、絶対に全力で守るという気持ちを、レンジで3分チンして温めておく。
(3)びびりへのファンレター、もしくは質問を書いて送る
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講座わかりやすい上に、テンポ良くってめっちゃ面白いです。さすがびびり!びびり節が楽しいです。続き楽しみにしてます♪
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また、この世に変態を1名増やしてしまった・・・
びびり節には中毒性があります。この病気、びびり変態病って言うんですよ。びびりのブログを毎日読まないと、落ち着かなくなってしまいます。下記のような症状があらわれた場合、かなり重症化しています。
・秋の夜長が寂しくなる(ipadがあなたの夜のお供だ)
そして、びびり変態病への特効薬は、誠に残念ながらありません。現代科学の限界です。
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