舌切り雀は、実は昼ドラのような話だった

したきりすずめは三角関係の昼ドラだった

 
おはようございます、びびりさんです。
 
 
子供の寝かしつけに絵本を読んでるんですが、そこで『ちょっと待て。この話おかしい。こんな不道徳な話があるか?』と思って、真相を調べてみたらめちゃ怖かったって話です。

舌切り雀のあらすじ

舌切り雀は有名な昔話なので、みなさんご存知かとは思いますが、あらすじを抜粋します。話の細かい部分は、絵本によって多少違うようです。
 
 
私の手元にある本から抜粋しました。
引用元:チャイルド本社 みんなでよもう日本の昔話2 したきりすずめ
 
舌切り雀 チャイルド本社
 

おじいさんが、お弁当を食べようとしたら、スズメが弁当箱の中で全部お弁当の中身を食べていた。おじいさんはこのスズメをかわいがり、自宅に連れ帰った。
 
 
ある日、おばあさんが洗濯をしていたら、スズメは食べたらダメと言われていた糊を勝手に食べてしまった。スズメは『隣のネコが来て、糊を食べてしまった』とウソをついたが、口の周りに糊がついていたので、嘘はすぐばれた。おばあさんは激怒し、スズメの舌を切ってしまった。スズメは痛がって、山へ逃げた。
 
舌切りすずめのおばあさん
 
おじいさんは、スズメを探しに山へ出かけた。スズメの行先を訪ねる途中、牛洗いや菜洗い等の水をむちゃくちゃ飲まされたが、それでも探した。ようやくスズメのお宿に到着したら、スズメはごちそうや踊りで歓迎くれて、帰りにつづらのお土産までくれた。
 
 
お土産の豪華さにおどろいたおばあさんは、自分も貰ってくる!と山へでかける。スズメの行先を訪ねる途中、牛洗いや菜洗い等の水を飲めと言われるが、半分しか飲まずに先に進んだ。
 
舌切りすずめ
 
おばあさんがススメのお宿につくと、おばあさんは挨拶もせず、『ごちそうも踊りもいらんから、つづらをくれ』と言った。おばあさんは、スズメから大きなつづらをもらって帰るが、道の途中でつづらの中身が見たくて仕方なくなり、あけてみたら、ヘビやムカデが出てきた。

 
 
↓私の手元の本と、若干違うかもしれませんが。

 
 

舌切り雀は、『欲張りなおばあさん=悪』『スズメ=かわいそうな子』という図式じゃなかった

 

私の頭の中の記憶では、舌切り雀は
『欲張りなおばあさん=悪』
『スズメ=かわいそうな子』
とインプットされていました。
 
 
でも、そうじゃないっ!!そんなシンプルな図式じゃなかった!!
 
 
大人になった今、舌切り雀を読んだら、『スズメが相当なワル』に見えて仕方ないです。
 
 
そして、『おじいちゃん、頼りなさすぎ。シャキっとせいや!!』ってデコピンしたい衝動にかられます。
 
 

ココが気になる舌切り雀1:糊を盗み食いした挙句、嘘までついたスズメ

 
すずめ
 

ある日、おばあさんが洗濯をしていたら、スズメは食べたらダメと言われていた糊を勝手に食べてしまった。スズメは『隣のネコが来て、糊を食べてしまった』とウソをついたが、口の周りに糊がついていたので、嘘はすぐばれた。

 
この文章を読んだ瞬間に、『スズメだって悪いじゃん!』と思いましたよ。ダメって言われてることをした挙句、無関係な猫(=他人)のせいにしたんですよ!!ちょっとひどくないですか?
 
 
スズメ、しょっぱなから、おじいさんのお弁当は盗んどるし。どんだけ食べるん?食い地はりすぎやろ?
 
 

びびりさん

スズメよ、窃盗と偽証罪な!
 

ココが気になる舌切り雀2:妻の暴行を詫びもしないおじいちゃん

 
 
スズメが嘘ついたくらいで、舌を切るというのは、やりすぎです。そんなん、躾じゃない、暴力です。
 
 
だけど、なんで、おばあちゃんの暴力をおじいちゃんは責めないの?『やりすぎだ』と怒らないの?もし自分の子供だったら、同じ態度なわけ?そんなん、あかんやろ!!
 

おじいちゃん

おじいちゃん、まずはスズメに謝らないと!!

 
おじいちゃんにとって、おばあちゃんは妻です。スズメは、妻の暴力でケガをした被害者ですよね。なぜ被害者自宅まで行っといて、詫びないのか!!スズメを探したのは、詫びに行ったんじゃないのかよ、おい!
 
 
汚い水を飲んでまで探したのは、スズメに詫びて連れて帰ってきたかったからじゃなかったんやろうか?なにごちそう食べて、お土産もらってんの!!連れて帰らんのかよ、おい!
 
 

びびりさん

おじいちゃん、スズメの自宅には菓子折り持って行くべし。そして真っ先に頭を下げようか?
 
 

ココが気になる舌切り雀3:汚い水を飲むことに何の意味があったんだろうか?

 
 
おじいちゃんはまともに大量の汚い水を飲むんですが、おばあちゃんは半分しか飲まずに、スズメのお宿まで行きます。汚い水を飲んでも飲まなくても、どっちにしろ道は教えてもらえてるんです。それって、意味あった???ないよね???
 
 

びびりさん

水を飲めと言ってきた相手は、ただの通りすがりの人。ただの嫌がらせやん?
 
足を引っ張りたかっただけ

汚い水をたくさん飲ませて、足を引っ張りたかっただけじゃないの?

 

ココが気になる舌切り雀4:もしつづらを自宅まで持ち帰ってたら、どうなった?

 
 
最後はおばあちゃんが大きなつづらを、自宅に帰る途中の山道で開けてしまうんですが、もしこれを自宅まで持って帰ってあけたとしたら、どうなった?
 
 
おじいさんもいる自宅です。おじいさんにも被害でますよね?
 
 
おじいさんは、かわいがってもらった相手で、一度はごちそうやお土産まで出して歓迎した相手です。そういう人がいる自宅に、ヘビやムカデを贈ったんですよね?ね・・・ぞっとしません?
 
 

びびりさん

スズメからの心の奥底からの恨みを感じるよね。
 
黒い呪われた箱
 

舌切り雀は、三角関係の話だった!

 
なんか話がオカシイなぁと思って、調べてみました。
 
 
諸説あるんですが、スズメが『若い女』だったという説と、『美少年』だったという説があるらしいです。長年連れ添った夫婦の間に、突然、スズメが現れての三角関係です。そりゃ、ドロドロするわー。昼ドラもビックリの展開だわー。
 
 
舌切り雀が三角関係の話だったとしたら、おばあさんの些細なことをきっかけにした暴行も納得いきますね。なんとしても探そうとしたおじいさんの気持ちもあるなぁと思う。せっかくスズメを探し出したのに、自宅に連れて帰らなかった理由もわかる。
 
 
スズメが、一旦はおじいさんを歓迎したけど、やっぱり心の奥底で恨みに思ってヘビの箱を贈る気持ちも納得がいきますねー。女心ってそんなもんだ。
 
 

びびりさん

舌切り雀は、今でこそ、道徳的に『欲張らないこと』を伝える内容になっているけど、実は三角関係の昼ドラだったという衝撃。
 
 

こんなツッコミをしながら、絵本を読んだら、子供も『もし○×だったら?』を考えながら、本を読むようになった

 
 
スズメが嘘をついたシーンでは、「嘘はだめやん!」ってツッコみを入れ、おじいさんがスズメに歓迎されたシーンでは、「まずスズメに謝らなきゃ!!」とツッコミを入れて、絵本を読んでいたら・・・
 
 
子供たちが、「自分はこう思う」とか「もしこうなったら?」とかつぶやきながら絵本を読むという、おもしろい展開になってきました。
 
 
ケーキが出てきたら、「これボクも食べたいけど、分けなきゃケンカになるよね?」とか。
 
 
ちなみに夫は、私のツッコミまじりの絵本の読み聞かせを聞いて、大爆笑だったそうな。
 
 

2 Comments

るうな

ツッコミ絵本読み聞かせいいですね!
ただ読むより考える練習になるし、子供の考え方も聞けるし、親子のコミュニケーションにも良さそう♪

舌切り雀の話を三角関係って聞くと、ドロドロ具合怖過ぎです~(泣)

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びびりさん

るうなさん
コメントありがとうございます。ツッコミ絵本読み聞かせ、おもしろいです。が、昔話系は結構怖い気がします。昔、グリム童話が怖いって流行りましたけど、日本の昔話も似たようなもんかも・・・

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